去年まで積み立てていた、積立NISAが200万円を超えたので、医療保険を解約しました。
以前こんな記事を書いたのですが、自分の中で気持ちに変化がありました。
理由としては、
- 保険金が払われるかどうか分からないものに毎月3000円の掛け金を払うより、そのお金を投資に回したほうが有益。
- 掛け捨ての保険に払っても、保険金が払われなければ戻ってこないけど、投資に回しておけば、確実に自分のお金になる。
- 自分のお金なら、医療以外にも使いたいときに使える。
と、自分の中で気持ちに変化があったからです。
そして、無くてもいいや、と思ったのは「子供がいる生活に期待しなくなったから」というのも、一つ大きな理由としてあるかも。
結婚後は
「いつか子供を持てたらいいね」
くらいのノリで話をしてました。
でも、自分たちがやりたいことがたくさんあって、今は積極的には望んでいない状態。
タイミングが合って、最終的に私達夫婦の元に来てくれるなら、もちろん歓迎するので、そのへんの根本的な気持ちは変わってはないのですが、今を楽しむ人生を送ろうっていうことを優先に考えている面が大きい。
妊娠したときに、万が一切迫早産とかになってしまうと不安、という気持ちもあったりして、若いうちに医療保険に加入するのもいいのかなーと思っていたのですが、いつになるか分からない妊娠・出産に備える必要もないかなーと。
65歳払込済みで毎月3,000円という低コスト。
掛け捨ての医療保険の中では優秀だったと思うのですが、最近は入院日数がどんどん短くなっていて、入院日額〇〇円!というタイプが主流の医療保険はコストに見合わないなと。
入院すれば1日目から10万円というオプションをかけていたのですが、医療保険自体に払う金額が年間で3万円超。いつ病気するか分からないのに、毎年かけ続けるのはなぁ。
65歳までのトータルの支払いは約120万円。高額療養費制度を使うとして、元が取れる可能性ってとてつもなく低くない?という結論に。
医療者としては、療養する上で入院ってほんの一部分でしかないってことが分かっている。例えば、骨折や脳梗塞になって、手術して、半年リハビリしたとしても、そのときにかかる医療費って、一時的。
それよりも、住宅改修したり、介護保険サービス使ったり、施設入所に備えるとか、幅広く利用できるように備えた方がいいし、そっちの方がずっと長期でお金がかかる。
そんなことを思って、これくらいの額があれば貯金で備えられるかなーって思って、解約しました。
ちなみに、今回の解約にあたり、登山とか、スポーツ自転車とか、アウトドアに備えて元々入っていた傷害保険にを手厚くしたので、それはまたの機会に。
がん保険はまだ少し怖さがあって、最低限(月々1,300円ほど)のものに加入し直したんだけど、個人の総資産が500万円超えたので、こちらもゆくゆくは解約しようと思ってます。
雲海の上に浮かぶ北アルプス。