日々の旅

ポンコツ人生トライ&エラー

<実家の家計見直し④>がん保険

前回の話はこちら。

 

62歳の母と67歳の父の二人暮らし。

ガバガバ家計だったのを知りショックを受け、

休職中なのをいいことに、

月1回のペースで帰省し、

家計の見直しを一緒に始めました。

 

 

2回の帰省で実践したこと

①docomoからイオンモバイルへ乗り換え

②新NISA口座開設(SBI証券+住信SBIネット銀行開設)

③楽天カード申し込み

④家計簿アプリ マネーフォワード連携

⑤母 がん保険見直し(8,000円→1,300円へ)

⑥火災保険見直し(二重契約発覚)

⑦書類整理・ファイリング

⑧祖母の遺品整理

⑨食器類の断捨離

 

 

今後やりたいこと

①火災保険見直し(2025年1月に契約更新or乗り換え)
②自動車保険見直し(車両保険をなくす)
③ドライブレコーダー設置(カー用品店で依頼?)
④父の医療保険見直し 現在13,000円/月(75歳払済 残り8年)
⑤両親の終身保険見直し(できれば解約→新NISAに)
⑥家計管理と新NISA投資額の検討(生活防衛資金1年分を確保)
⑦不要な銀行口座の解約
⑧今後どんな生活をしたいか 死ぬまでにやりたいことリスト作成
⑨断捨離
 
特定の保険商品の紹介やおすすめをするブログではありませんので、ご注意ください。
保険を検討する際の、考え方の参考になれば嬉しいです。
基本的にはただの私の備忘録、戯言であるとお考えください。
 
 
 
母のがん保険を見直ししました。
 
お世話になったのは保険の窓口。
実家近くのショッピングモールに入っています。
 
周囲の友人や親戚で、
乳がんで闘病中の方が増えた際に、
「入っていたほうが良いよ」
と勧められ、
50台前半で加入。
 
 
毎月8千円以上(詳しい金額忘れてしまった)
払っていました。
 
終身払いですよ。
しかも保険料払込免除特約とかもなし。
(がんと診断されたら、以降の保険料支払いが不要)
 
保証内容ざっくり説明すると
・入院1日5千円 or 1万円(どっちだったっけ)
・通院1日5千円 or 1万円(どっちだったっけ)
・手術の部位?術式により2〜10万円
・女性特有のがんに上乗せ給付金
・健康給付金3万円
(3年間健康で居られたら3年毎に)
 
というような保証内容だったと思います。
 
 
母は勤めておらず、
今は父の再雇用の収入に頼っている状態。
父も週に3日しか働いておらず、
収入自体は現役時代より減っています。
あと2−3年したら年金だけの生活になる予定。
 
そんな中、母のがん保険で月に8千円。
母からも金額が高いから変えようかな、
と相談があったため、
掛け捨てのシンプルな保険を
探してもらいました。
 
 
本当は、退職金のまとまった貯蓄があるので、
保険自体が不要だとも思いましたが、
世代的には保険とは切っても切れない世代。
何も入らないことにより不安になるより、
掛け捨てで最低金額で入っておくことで
精神的な安心を取りました。
費用対効果で、この金額で安心が買えるなら
まあいいだろう、というのが妥協点です。
 
例えば80台後半、90台になった時に、
その時点で治療の必要が無いと
自分で納得できたら
その時に解約することになると思います。
 
 
検討したのは以下の2つ。
・ネオファースト生命 ネオdeがんちりょう
・SOMPOひまわり生命 勇気のお守り
 
どちらも掛け捨てで、
・A 治療給付金(治療した月は◯万円)
・B 診断一時金(診断されたら毎年◯万円)
・A+Bの両方
が選択できます。
 
 
退職金でまとまった資産があるので、
母はA 治療給付金(治療した月は◯万円)
を選択。
 
 
治療は
・手術
・抗がん剤(ホルモン剤含む)
・放射線
のいずれかの治療をした月が対象。
 
どんなに高い治療をしたとしても、
高額療養費制度を利用すると、
毎月の最大の自己負担は6万円弱。
 
70歳以上になれば、医療費の自己負担も2割、
75歳以上になれば、1割、と
自己負担額自体も減っていくので、
それ以上は必要ないか、
足りない分は貯蓄から賄います。
 
 
それなので、治療費が賄える
毎月6万円の給付に決定。
 
オプションで
保険料払込免除特約
(がんと診断されたら、以降の保険料支払いが不要)
 
以上で
毎月の保険料は1,300円ちょっと。
 
 
8,000円超から1,300円ちょっとで
毎月6,000円以上の節約になります。
 
 
結局どちらの保険に決めたかは内緒にしておきます。
年齢によって、どっちが安いか、
保証内容をとるのか
変わると思うので、
代理店に直接相談してみてくださいね。
 
 
 
自分自身だったら、
月またぎでの入院も踏まえて
2ヶ月分くらいの準備をしておきますが、
両親には貯蓄があるので、
足りない分は貯蓄から補う前提です。
 
ちなみに、治療以外でかかる費用
・食事代1食460円x3食=1日1,380円
・タオル・パジャマレンタル代 1日550円
・差額ベッド代 2千円〜2万円?
これらも貯蓄から賄う前提で、
両親とも納得しています。
 
 
がんの治療も日々進化しています。
以前は入院での治療が当たり前でしたが、
最近は、外来で抗がん剤治療をすることも
珍しくありません。
親戚や友人しかり。
ホルモン剤のみ内服している方も少なくない。
 
そうした時に、
・治療は入院給付や通院給付で賄える額なのか。
・ホルモン剤内服だけでも給付が降りるか。
・ステージ0と言われる超初期のがんでも給付が降りるか。
 
 
今の時代に合った保険になっているのか、
ときどき見直しをすることが必要だな、
と改めて感じました。
 
 
「保険に入っているから安心」
ではなく、
「どんなときに給付金が降りるのか」
を正しく理解し、家族にも説明しておく
ことが重要です。
 
 
保険見直しのきっかけになったら嬉しいです。