生まれつき感受性が強く、敏感な気質を持っている人たちのことで、疲れやすく、周囲の環境に振り回されやすく、生きづらさを感じやすい傾向があるそう。
いわゆる繊細さんというやつですね。
- 例)コミュニケーションに困難を感じるか
という質問が出たときに、
「看護師になってから、仕事においてコミュニケーションで行き違いになることは少なくない。一般的に、コミュニケーションが得意かと言われればすごく得意ではないけど、他者が感じていることも何となく読めるタイプ。空気を読んで話を振ったりすることもできるので、100%苦手かと言われればそうでもない。万人と何でもスムーズに会話ができるわけではないけど、基本的には人と話すことは好き。」
という、なんともよく分からない回答になる。
コミュニケーションも
- 得意か不得意か
- 好きか嫌いか
というのは全く別のことだし、
- 先天的に得意か
- 後天的に身に着けたものか
ということでも違う。
困難さを感じる目安の頻度は何となく示されているものの、問題自体が誇張されているので、何となくそうかな、って感覚的に答えてしまいやすい感じ。主観的な面がかなり大きくて、それで発達障害と診断されるのもどうなのか、と思ってしまったよ・・・。(心理テスト兼、診察の内容も踏まえての診断になるようですが)
- 例)一人でいるのが好きか
という質問に対しても、
基本的には人と一緒にいることは好き。だけど、大勢の人と過ごすのは苦手だし、少人数であったとしても、ずっと一緒にいるのは無理。一人の時間も欲しい。
みたいな。
そうすると、段々自分のことがよく分からなくなってくる。
自分のこととしっかり向き合いたくて、始めたこと。
- 価値観マップ(人生の目標設定)
仕事の選択でつまずく。これがやりたかったことなの?
⇓
- 自己理解メソッド(自分の好き・得意・価値観を探る)
得意なことって何?自然にできることって何?
⇓
- ストレングス・ファインダー
- HSP診断
イマココ。
で、やってみました。HSP診断。
あなたはHSPだと思われます
人と交流することが好きで明るいのですが、繊細で疲れやすいタイプでもあります(HSE:Highly Sensitive Extrovert→非常に敏感で外向的な人)。好奇心旺盛で刺激を求めて行動します(HSS型)。人と会って話をすることでエネルギーをチャージできます。人の気持ちがよくわかるので、絶妙な距離感のリーダーにもなれます。物事をじっくり考えてから行動する傾向がありますが、飽き性なので行動や言動がコロコロ変わる人でもあります。チャレンジしたいがリスクが怖いので、その葛藤に悩むこともしばしば。「アクセルとブレーキを同時に踏んでいる」という表現が当てはまる人です。
いや、めちゃめちゃHSPやん。
繊細で傷つきやすいタイプなので、何となくHSP的な感じなんだろうな、とは思っていたので予想通りっちゃ予想通りなのですが・・・
このコメントがめちゃくちゃ自分に当てはまってて、「アクセルとブレーキを同時に踏んでいる」という表現とか、「まんまそう!」と思って、夫も吹き出すくらい。夫婦で大爆笑しました。
私の認識が合っていればですが(間違ってたら誰か教えてください)
- HSPの人
- HSPではない人
がいて、
同じHSP(繊細さん)の中でも
- HSP(内向的で刺激を求めない)
- HSS型HSP(内向的で刺激を求める)
- HSE(外向的で刺激を求めない)
- HSS型HSE(外向的で刺激を求める)
の4つの分類があるようです。
その中でも、HSS型HSEは繊細だけど刺激を求める人。
好奇心旺盛で、色々なところに首突っ込みたくなる反面、些細なことをウジウジ悩む。大胆で繊細という相反する性質があって、今までは自分で自分のことを上手く理解してなかったし、表現できなかったんだけど、こういうことか!ってすごく納得できた。
そういう特性なんだって分かれば、それを無理して修正する必要が無いのも分かったし(向いてないと思いつつも、悪あがきして空回りする、そして自己嫌悪、ということを繰り返して来たので)、今度はそういう状況になったときに、「あー、まあ私の特性からしたらそうなるよねー」って、軽く流せる気がする。肩の力が抜けて楽になった気がする。
HSS型HSEのあるある
- まぶしい光が苦手
- 臭いに敏感
- 人と会うことで元気をもらえる
- 寂しがり屋で予定をたくさん埋めたい
- 静かな部屋だと時計の音が気になる
- 隣の席の人のキーボードを叩く音が気になる
- 友人と会った日に家に帰るとドッと疲れを感じる
- 新商品が発売されると買いたくなる
- ちょっとしたことでクヨクヨ悩む
- 飲み会で遠くの席でつまらなそうにしている人が気になる
- 海外旅行など行ったことのない場所に行くのが好きだ
- 何事も優柔不断で決められない
- 環境が変わると寝られない
- 飽き性で同じことを続けられない
- 家を出るときに電気やガスが止まっているか気になる
- 相手が何を考えているか読むのが得意だ
HSS型HSEに向いている仕事
HSEは繊細で人の気持ちがわかりますが、明るく外向的です。深く考えるタイプでもあります。それらの特性を活かせる仕事に向いています。
- 教師
- カウンセラー
- 営業
- 経営者
- セラピスト
- マーケター
- コンサルタント
- プランナー
- 接客業
- アーティスト
- デザイナー
- YouTuber
HSS型HSEに向いていない仕事
同じことを淡々と続けたり、一人で集中して行う必要がある仕事には向きません。
- 事務
- 経理
- エンジニア
- ライター
- ドライバー
- 研究職
- オペレーター全般
- 公務員
楽に生きるための心がけ
- 無理に自分を変えようとしない。
- 大きな音や、強い臭い、まぶしい光を感じた際には、出来る限りその場から離れる。
- 他人に感情移入しすぎないよう気を付ける。
- 他人が怒っている場から離れる。
- 自分がHSPであり5人に1人しか感じない感覚の持ち主だと自覚する。
- 旅行に行った際など、状況に応じて耳栓やアイマスクを活用する。
- 孤独を感じたときにすぐに話せる相手を何人か作っておく。
- 相手に合わせすぎることをやめる。
- 他人に嫌われても仕方ないと割り切る。
- 悪い出来事を思い出しそうになったら考えない努力をする。
- ストレスを感じる集まりや会合には参加しない。
- 自分がHSPであることを身近な人に話し、理解してもらう。
総合的な結果においては首がもげそうなほど頷けるし、突っかかりなくストンと腹落ちした。
「何で私はこうなんだ!」って憤りを感じることが多かったことの、根本・ルーツが分かって、「これが私の特性だから仕方ないんだな」って受け入れられるようになる気がする。
あとは、対処よね。
結果に満足して、終わり、というのが今までの王道パターン。
で?どうすればいいの?ってなりがち。
疲れやすいから、意識して休息を取らないとな、とか、自分を上手に舵取り・コントロールできるようになりたいなぁ。
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答えが見やすくて非常に良かったです。
長くなったので続きます。
続きはこちら。