眠れない。
時刻は2時17分。
明日は(今日は)八ヶ岳にテント泊登山の予定。
登山口の駐車場戦争があるので、3時起きだ。
昨日は22時就寝。
最近にしては早い方。
寝つきは悪かったけど、何とかウトウト眠り始めたらしい。
しかしそこに来る突然の尿意。
頻尿の宿命だ。
トイレに起きると0時半。
眠りについてからまだ2時間半しか経ってないじゃないか。
そして再び布団に入るも案の定寝付けず。
悪い予感がしてたんだよな〜、、、
眠れないと眠れないで、最近の病院事情について
「差額ベッド代は個室を希望しない限り払わなくてもいいんだからサインするな」論争から始まり、病院の経営についてとか、
ワタシが新卒1年目の病院でやらかしたポンコツ遍歴を振り返ったりとか、(もはや空回り以外の何ものでもなかった)
看護師業界の闇とか、
そんなことをぐるぐると考え始めて、さらに眠れなくなってしまい、「どうせ眠れないならブログ書くか〜」となったのが今。
ワタシ、普段はどこでも寝れる体質。
いつでも眠いし、いつでもどこでも眠れる人だと思っていた。
覆されたのが去年の9月。
八ヶ岳の主脈を3日間で南北に歩き通したとき。
ホテルみたいな山小屋には泊まったことあるけど、山小屋らしい山小屋に泊まるのは初めて。
前日は登山口で車中泊。
睡眠時間は4時間もなかったような記憶。
そして、7時ごろから登り始め、先を急ぐために大きな休憩も取らず、その日の山小屋に到着したのが15時半。
ピークを越えて、ちょっと下って、また登り返す、を繰り返す縦走。
1日中歩くもんだから、もちろん疲労困憊。
そして前日の睡眠時間も短いときたもんだ。
当然夜は爆睡、と思うはず。
それがどうして、眠れない。
宿泊したのは赤岳天望荘。
到着時間も小屋泊にしては遅い方だったので、3回で回す夕食の時間は最後の19時とかだった。
それまでに時間がかなりあったのと、日中の疲労で1時間ぐらい横になる。
初めての、いわゆる山小屋らしい小屋だし、夫婦で行動してたので、プラス数千円を払って個室に泊まった。
そして待ちに待った夕飯。
軽く寝たけど、お腹もぺこぺこだったけど、あまりにも疲れ果てて食べながら意識が飛びそうになるくらいの眠気。
もうさ、今夜は爆睡だって誰もが思ってた。
汗臭いけどお風呂なんてものは無いので、個室に感謝して体拭きシートでしのぐ。
それなので、夕飯のあとは特に大きなイベントもなく、早々に眠りにつくと、最初の2、3時間は眠れたと思う。
そこからハッと目が覚める。
なぜ。
トイレに行きたい訳でもないのに、目が冴える。
そして眠れない。
結局その日は最初の2、3時間と、起きる直前の1時間くらいのまどろみで終わってしまった。
しかし3日間歩き通すので、今晩こそは眠れると思ってた、そんな2日目の朝。
眠気を引きずったまま、先を急ぐので朝ごはんを食べて出発。
この日も初日同様にガッツリ行動。
そして到着した高見石小屋。
夕飯がとても美味しくて、隣のご夫婦とも良い交流ができて、ランプに灯る火を味わいながらストレッチ。その後就寝。
眠れない。
これはデジャブじゃないか。
どうでもいいけど眠れない。
個室では無いものの、お隣さんとの布団スペースはそれなりに確保され、比較的ゆとりがあるレベル。
だがしかし、眠れない。
明日は最終日の佳境。
眠いはずだろワタシ。
もう2日間も睡眠時間が足りてないんだ。
そこへ来てこの活動量。
疲労困憊じゃないか。
なぜ眠れないんだ。
結局高見石小屋では文字通り一睡もできずだった。
当然3日目にもなればパフォーマンスも上がらず、バテバテで何とか下山。
こんなに眠れないなんて、少なくとも20歳を超えてからは記憶になかったし、どこでも眠れるのが特技とさえ思っていたので、寝耳に水だった。
お風呂に入れなくて、汗臭くて気持ち悪くて眠れなかったのかな、なんて思ったりもしたけど、最近思う。
アドレナリンだ、と。
今日もまさにそんな感じ。
眠らなきゃと思えば思うほど眠れない。
登山ほどリスクを考えてきちんと寝た方がいいのに、やれ前泊だ、やれ駐車場が、とかで睡眠時間が削られがち。
もちろん早めに行動して、日が暮れる前に下山するのが鉄則なので、当たり前ではあるが。
歳とって繊細になってきたのかな、、、。
年寄りが眠れないって訴える気持ちが少しだけ分かるようになった今日この頃。
さて、もう3時なので起きなくては。
ちょうどアラームも鳴ったので、行ってきます。
夫の運転での車移動中に、申し訳ないけども少しでも寝かせてもらおう。
では。